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2024年05月17日
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人力特化でフラグを語る

2015年03月10日
生成時オプションや、音符のオプションで設定出来るものをあくまでも「人力歌唱」をする時の目線で紹介します。

モジュレーション(mod)
ピッチの曲線をどのくらい再現するかというものですが、慣れない方はmod0にすれば音痴にならないと覚えておいていいです。0にするとピッチが平坦になるので音階に忠実にはなります。
元の声の個性を活かしたいと思ったら少しずつ数値を増やすと良いです。この辺りは個人の好みもあるので、自分の耳で確かめてみて下さい。
因みに未設定だと100です。原音のピッチそのままです。普通に歌わせて音痴だと思ったらモジュレーションをいじっていなかったということが割とよくありますので確認しておきましょう。

BRE(Bとも)
ブレスです。初期設定は50ですが、基本設定から変更可能です。0に近いほど声がクリアになり、100に近づくと声がザラザラします。90代後半はもはや声じゃありませんが、子音だけの音や息の音には有効です。
UTAU音源使う時は0に設定する方が多いですが、人力歌唱(特に台詞からの抽出)の音源にBRE0を設定すると声がキンキンする傾向があるので適宜調節して下さい。

flags
※難しい説明は省くのできちんと知りたい方はリンクで掲載しているページを参照して下さい。

H
一言でいうと声を曇らせるフィルターです。UTAU音源ではキンキンする声の音源に使われることが多いです。
これは人力音源にはかなり有効で、声のザラザラする成分を抑えられます。H20~30くらい全体に設定するだけで調声が幾分楽になります。
ただし、あまり大きな数値を設定すると機械音は抑えられるものの声が曇りすぎてしまうのでクリアだと感じられる範囲で止めておくのが良いです。コーラスのように、目立たないものなら逆に70くらいに設定しておけば楽出来ます。ただし、それでも不快な機械音はどうしようも無いので直しましょう。

Y
子音部分のブレス成分を調節するとか言われるものです。デフォルトは100ですが、0に近づけるほど子音が強調されて滑舌がよくなるとされております。
UTAU音源の使用時にはBRE0Y0は鉄板の設定ですが、人力音源でやるとキンキンするので避けたほうが良いです。
ノイズ成分が強調されるからとか理由は幾つか推測出来ますが、Y0にするときゅるきゅるした音が出やすくなります。子音と母音に音符を分割しても解決できません。
これを設定する場合は自分の耳で限度を決めると良いでしょう。

C
高音でキンキンするのを抑えるフラグです。人力音源となるとキンキンしやすくなる傾向があるので有効です。

h
子音以外にかかるブレス成分を調節する機能です。数値を大きくすると声を掠れさせられます。表現を増やす程度に覚えても良いでしょう。

t
音程を半音の10分の1単位で調節する機能です。+か-で設定します。普段はあまり使いませんが、mod値を大きくした音符に使って音程を補正するという使い方もありますのでおまけ程度に。

g
ボカロでいうジェンダーファクターにあたるものです。数値を大きくすると声が太く男性的に、マイナスに設定すると声が若く女性、子供のようになります。
高音でマイナスして裏声っぽさを出したり、低音で増やすことで音が汚くなるのを多少カバーしたりするという使い方が出来ます。
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